冴えカノにおける♭(フラット)の意味と2期タイトルにした狙いは?作中ではわからない部分からも考察

ここ最近、冴えカノについて考えない日はありません。

たとえば、冴えカノ2期の表題は「冴えない彼女育てかた♭」ですが、

この♭(フラット)って何??

という疑問に対してあれこれ考えたり、冴えカノ好きの仲間と何度も議論し合ったりしました。

ここでは僕なりの「冴えカノにおける♭の意味」を、アニメ作品中だけではなく、冴えカノの主題歌やキャラクターソングの歌詞をエビデンスとして織り交ぜながら解説していきます。

冴えカノにおける♭の意味とは?

結論から言いますと、

♭(フラット)=加藤恵というキャラクター(人間)の存在そのもの

です。

というのも、♭という言葉は加藤恵のアニメ1期キャラソン「M♭」から登場するのですが、

  • #(シャープ)気味な君
  • ♭(フラット)な私

という歌詞での対比構造があります。

これは、いつもテンション高めでオタク心全開で語る倫也を、音楽用語の#(半音高い)と、そんな倫也をちょっと引いた感じで見ている恵自身を♭(半音低い)と例えていると言えます。

なお、劇場版のクライマックスで流れてくる曲「Ultimate♭」内では、

おたがい♮(ナチュラル)でいいかな

という歌詞で締めくくられるのですが、これは#の倫也と♭な恵の間を取って、♮(原音)になるということです。

ここまでが、恵というキャラクター自身が「♭」に象徴されるという根拠です。

お互いが寄り添った状態を表していると考察できますが、

  • #(シャープ)
  • ♭(フラット)
  • ♮(ナチュラル)

といった音楽用語でここまでキュンと出来るのは、冴えカノというキャラそれぞれが個性的な作品だからこそですね!

冴えカノ2期のタイトルはなぜ♭(フラット)なのか?

ここは冴えカノファンなら一度は考えたはずです。

冴えカノ2

ではなく、冴えない彼女の育てかた♭というタイトルなのは、なぜなんだ?と。

先ほどまで展開してきた、

♭=恵そのもの

という前提をもとに考えてみます。

恵ルートだから?

冴えカノで恵を象徴する♭をタイトルに冠するということは、

「倫也+ヒロイン達」という構図の中で、倫也と恵との関係性が進展し、恵と結ばれる方向に向かうルートに向かっていく

ということを意味しているとも考えられます。

1期までは、英梨々や詩羽先輩との関係性を強めるエピソードがほとんどで、ハッキリ言って恵は冴えないヒロインだったと言えますね

僕としては、別荘で倒れた英梨々を助けに行ったシーンや、その後の数日英梨々と昔みたくゲームしてるシーンを見て、

「え?英梨々とくっつくの?」

とさえ感じたほどです。

倫也から見たヒロインキャラへの関係性が変わるから?

これまで、幼馴染として特別な英梨々、自分が大好きな作家である詩羽先輩というヒロイン二強が鎮座していました。

一方恵はというと、坂の上で運命的な出会いをした・・・はずなのに、今は冴えないクラスメイトにしか見えない状態。

倫也にとって、英梨々や詩羽先輩ほど、恵は特別には映っていないんです。

ただ、2期ではフラットな恵が感情をあらわに見せ始めてきます。

そんな恵と対峙する倫也自身も、恵の変化に戸惑ったり、ドキドキしたり、振り回されたりしていくんですよね。

特別な英梨々と詩羽先輩。それに対する、ふつうの恵。

そんな構図から、倫也にとって恵が特別な存在になっていく。

つまり、

2期では倫也から見たヒロイン達がそれぞれ、♭(平坦)な位置づけになっていく

という解釈も出来ると考えます。

恵が追い付いた、とも言えますね。

倫也がblessing softwareの仲間を失ったから?

2期で特徴的なのは、blessing softwareから英梨々や詩羽が脱退するという出来事です。

倫也にとって、

  • 最高に泣けるシナリオ(詩羽)
  • 最高に萌えるイラスト(英梨々)

をもってゲーム制作をすることに大きな意義を見出していました。

ですが才能ある英梨々や詩羽の道を邪魔するという選択が出来なかった倫也は、泣く泣く脱退を認め、大きな悲しみ味わうことになります。

これまで積み上げてきたものが崩れ去り、♭(平坦)になった出来事とも解釈できると考えます。

2期タイトルが♭な理由まとめ

ここまで色々な解釈を紹介しましたが、お伝えしたいのは

2期タイトルの♭に込められた意味はいくつもある

ということです。

そして、それを作者が明らかにしないのは、僕たちファンに想像の余地を与える狙いがあると考えます。

♭という言葉は、キャラクター自身を表しているのか、ストーリーを表しているのか、それとも…

冴えカノシリーズは完結しましたが、終わってもなお作品に想いを馳せる仕掛けがあるのは素敵なことですね。

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